私たちの体には病気を引き起こす異物から体を守るために「免疫」という防御機能が備えられています。
この「免疫」がある特定の異物(アレルゲン)に対して免疫が過剰に反応して、体に症状が引き起こされることを「アレルギー反応」といいます。
アレルギー反応には大きく4つのタイプ(Ⅰ~Ⅳ型)がありますが、皮膚に直接触れたもの(化粧品、医薬品、毛染め、金属、植物、ゴム製品など)や内服薬による皮疹(蕁麻疹型を除く)の多くはⅣ型アレルギー(24~72時間以内に生じる遅延型反応)に分類され、リンパ球という免疫物質が関与しています。
アレルギーの原因特定には、考えられる物質を皮膚に貼付して反応を調べるパッチテストが有用です。
当院では日本人で陽性率が高い原因物質(ジャパニーズスタンダードアレルゲン24種類、金属16種類)のほか日用品や内服薬を持参して頂き、パッチテストを行うことが可能です。
詳しくは受診の上、ご相談ください。