ニキビ跡（陥凹性瘢痕）

Acne scars (Cesarean scar defect)

陥凹性瘢痕とは、ニキビの炎症が真皮層や脂肪層まで及んだ結果、皮膚にクレーター状の凹みができてしまう状態のことをいいます。
一度できてしまうと自然に治ることは難しく、手術やレーザー治療が必要となります。

手術治療は陥凹部自体を切り取ったり、凹みの下にある硬い線維を針で切るサブシジョンを行っております。またサブシジョンの後にはヒアルロン酸を注入すると再陥凹の予防に効果的です。

レーザー治療は当院ではFotona社のエルビウムYAGレーザー「タイムウォーカー^®」を導入しております。
エルビウムYAGレーザーで周囲の盛り上がりを削りなだらかにする治療（アブレーション）や皮膚にドット状の穴を多数あけて、皮膚の再生や入れ替えを促す治療（フラクショナル）などがあります。
エレクトロポレーション「ケアシス^®」を併用すると相乗効果が得られ、またダウンタイムの短縮にも有効です。
陥凹の形状や深さによって治療法は異なりますので、詳しくは受診の上ご相談ください。