アトピー性皮膚炎とは、遺伝的な体質によって皮膚の乾燥や炎症、アレルギーが生じやすく、かゆみのある湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。
治療は保湿剤や炎症を抑える薬(ステロイド、タクロリムス、JAK阻害剤、PDE4阻害剤)の外用治療が中心となります。症状に応じてエキシマライト「
フレクシスFit®」、ナローバンドUVB「
JTRAC®」などの
紫外線治療の併用も有効です。
上記治療を一定期間おこなっても十分な効果が得られない場合には、炎症を抑える薬(ステロイド、シクロスポリン)の内服や「
デュピルマブ(デュピクセント®)」や「
ネモリズマブ(ミチーガ®)」の皮下注射などもご選択頂けます。
詳しくは受診の上、ご相談ください。
*JAC阻害剤の内服は導入にあたり、精密検査や他科との連携が必要となるため、基幹病院に紹介させて頂きます。