蕁麻疹は、かゆみを伴う赤く盛り上がった皮疹が体のあちらこちらにできる病気です。場所を変えながら出たり引いたりを繰り返しますが、同じ場所の皮疹は数十分から数日以内に跡形もなく消えてしまうのが特徴です。掻きすぎると湿疹となり、蕁麻疹と違う皮疹として長引く場合もあります。
原因としてアレルギーが関係している場合と摩擦刺激や温度変化、ストレス、原因がわからない特発性などアレルギーが関係していない場合があります。
治療は抗ヒスタミン薬の内服が基本となります。
効果が不十分な時は薬を増やしたり、種類を変えたりして、患者様に合う薬を探していきます。
上記治療を一定期間行っても効果が乏しく、日常生活に支障をきたしている場合は「オマリズマブ(ゾレア®)」や「デュピルマブ(デュピクセント®)」の皮下注射もご選択頂けます。
詳しくは受診の上、ご相談ください。
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